バイク乗りのみなさん雨の日のグローブはどうしてる?
レイングローブがあるじゃぁないか、という声が聞こえてくるがレイングローブとして市販されているものは結局濡れるのが現実だ。街乗りでちょい乗りくらいだとギリギリ濡れないこともあるが、ロングツーリング時で特に高速道路を走行すると役に立たない。
そこで最強の雨対策を求め色々試してきた私が手を濡らさない最適解を見つけたので共有したい。
結論から言うと「テムレス」をオーバーグローブとして使う。以上だ。
【結論】結局テムレスが最強ってわけ

テムレスの何が凄いって
水を通さない!
蒸れにくい!
ってところ。
まぁ、まずは見てくれ。こんな感じでプロテクター付きグローブの上から着用することができるんだ。

ちなみにグローブのサイズはコミネのMサイズで、ちょいブカブカな感じでツッパリ感はなくアクセルやブレーキ操作にあたっては問題ない。なので、もしかすると手の大きい人はオーバーグローブとしての利用は難しいかも知れない。
ロングツーリングに雨に降られ、土砂降りの中高速道路を4時間ほど走る機会があったが、手汗で?若干湿った感じはあっても雨で濡れたということはほとんどなかった。
Q.どのテムレスを使えばいいか? A.「TEMRES 02winter」(を少し改造)
バイクのごつごつとしたプロテクターグローブの上に被せるので、一番大きいテムレスを選ぶ必要がある。テムレスには色々種類があるが、公式ホームページの仕様を見て実際に店舗で比較した結果「TEMRES 02winter」の3Lサイズがサイズ的に大きいことがわかった。


「TEMRES 02winter」は極寒の環境での利用を目的とされているので分厚い裏生地がついている。その裏生地をバリっと剥がせば一番大きなサイズのテムレスが爆誕する。

やり方は至って簡単で、グローブの入り口部分のインナー記事をハサミで一周切るだけだ。

このように指の先端は接着剤で簡単についているだけなので、引っ張ればパリッと剥がせる。

ちなみに、お店でバイクグローブを装着してサイズを確認することはできないので若干賭けではあったけど、実は事前に普通のテムレスのLサイズを買ってぱつぱつだけどグローブの上から装着することができることを確認していたので大体想定通りだったりする。

さらに雨耐性を上げるにはナックルガードを装着する
ナックルガードを装着することでグローブに直接雨が当たらなくなるので、手が雨で濡れるといったことは皆無に等しい。
今までグローブの雨対策で失敗した事例紹介もしてみる
今まで試してきた雨対策をここで供養する。
ちなみにプロテクター付きグローブでどうにかするという条件付きで試している。レースで100回以上転倒してきた経験からプロテクターなしはあり得ないと考えている。
・大きめのビニール手袋をオーバーグローブがわりにする。
→ぱつぱつで手が痛くなる、湿気がやばい。
・インナーグローブとしてニトリルグローブをする。
→湿気でびちゃびちゃ、普通にグローブはびちゃびちゃ
・ハンドルカバー(ネオプレーン素材)
→ちょっとした小雨だと防いでくれるけど、土砂降りだと効果なし。
・ジップロックでハンドルカバー
→モトクロス仲間から教えてもらって実践。低速だと雨に濡れないが高速道路では危なくて使い物にならない。あとすぐ破ける。
・ゴミ袋を手に被せる。
→意外と濡れない。しっかり結べばある程度の高速も耐えれるが、耐久性がないのですぐに伸びる。あと、致命的にダサい。(画期的と思ったがレース仲間も苦笑いだった)
・ペットボトルで自作ハンドルカバー
→結構濡れないけど、クッソダサい。壊滅的にダサい。可能性は無限大。
こうしてみると色々試してきたなーと思いつつ、見たと性能はトレードオフの関係だと気付かされる。つまりスマートに格好良くクールに手を雨で濡らさないことは不可能だと分かる。
ちなみに

ハンドルの暴風まで考えられているカウル付きのバイクだと、そもそも手に雨粒が当たらないようになっているので高速での雨性能は高かったりする。
旅バイクのBMWだとよりその効果が凄そう、乗ったことはないので知らんけど。
まとめ
テムレスが雨の日グローブのファイナルアンサー。しかも、そこそこ安いというのが嬉しい。
ただし、本格的な大雨+高速道路では1回しか利用していないので耐久性が気になるところではある。数年使ってみて耐久性が分かってきたらまた記事にしたいと思う。
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