【RSタイチ-ドライマスターX 5年使用レビュー】濡れない。次もこれ買う。

ツーリング

長期使用レビューの第3弾。ツーリングライダーなら必須アイテムのレインウェア。RSタイチ-ドライマスターX を5年使用してきたのでレビューする。

先に書いておくと、濡れないレインウェアを探している人にはお勧めできる製品だ。

【結論】濡れない(ちゃんと使えば)

いきなり結論だけど、RSタイチ-ドライマスターXまじで濡れない。
と言い切るといろいろと反論がありそうだけど、私の考えている「濡れない」について書いていきたいと思う。

まず、大前提としてちゃんとレインウェアを着る必要がある。このちゃんととは何か?
普段気を付けている4点は以下となる。

バイクに乗車した姿勢で

  1. チャックは全て閉める。
  2. お腹周りのしわに水か溜まらないようにする
  3. 背中が出ないように注意する
  4. ズボンの裾がずり上がらないようにする

よくレインウェアを着ていて濡れる理由はこの4点が大体守れていないことが多い。体験談だけど、1点でも守れていないと大体濡れる。
レインウェアの性能うんぬんも大切だけど、ライダー側のレイウェアの着方が一番重要だと言える。濡れて困っている人はまずこの4点を見直すことをお勧めする。

ここまで言い切れるのも同じRSタイチ-ドライマスターXを着ている友人が大体1~4のどれかを失敗してて濡れているからだ。
私の経験だと、この4点が守れていれば土砂降りの雨の中を10時間ほど高速道路を走ってもズボンの裾が湿るくらいで、その他の部分はドライな状態を保っていた。

たぶん、どんなレインウェアを着ていても着方が9割といっても過言ではないと思う。
耐水圧が~などを気にする前に、着方を気にしたほうがいい。まじで。

ただし、安すぎるレインウェアはそもそも生地を水が貫通してくるから論外ではあるけど。

レインウェアは防寒着

これはツーリングあるあるだと思うけど、寒いとレインウェアを着ると思う。

防水ということは防風ということで、ぺらぺらのレインウェアだけど、着ているのとそうではないのだと体感温度は雲泥の差だったりする。
その点、RSタイチ-ドライマスターXは防水性も最高なので防風性も最高。

ここでバイクの体感温度にも触れてみたいと思う。細かい計算は省くけど、
「60km/h」「20℃」という条件だと、体感温度は「9.1℃」となるらしい。
ゴールデンウィークなどにもう春だからと油断して薄着でツーリングに行くと震える羽目になるのはこのせい。そこで登場するのがレインウェア、防風ということはこの体感温度を和らげてくれるのでかなり暖かく感じる。
そのため、特に春秋の暖かいか寒いかわからない時期は雨の予報がなくてもなからずレインウェアを携帯することをお勧めする。

上で書いた通り私は防寒着としてレインウェアをよく着ている。そこで気になってくるのは見た目だ。一般的な単色だったりするとレインウェア感が凄くて正直ダサい。レインウェアを着ている時点でダサさは避けようがないのだけれどRSタイチ-ドライマスターXはデザイン的に晴れの日に着ていてもギリギリ及第点だと感じている。
(この記事を書きながら冷静に考えるとアウトな気がしてきた)

選ぶ基準はバタつかないこと

バイクで重要な点として風でバタつかないことが上げられる。
バイクの疲労の原因の一つとして服がバタつくことにある。そのためバイク用に作られたジャケットやパンツはバタつかないように各所に調整機構がありバタつかないように作られているものが多い。

RSタイチ-ドライマスターXも例外ではなく、腕や腰回り、ズボンの裾などがベルクロで調整できるようになっておりバタつくことは殆どない。また、若干他のレインウェアと比べて厚手に作られているのでそれも疲労感を感じずらいことに繋がっている。

まとめ

5年使ってくると撥水性が心もとなくなってくるけど、特に防水スプレーなどのメンテナンスもせずに使っているが購入時の性能を保ってくれている。

雨の日のバイク走行で一番避けたい濡れることなので、RSタイチ-ドライマスターXはかなりお勧めだ。

最後に・・・
惜しいのは収納サイズ。ヘルメットと比べてこのサイズ感。決してクッションではない。この大きさは性能とのトレードオフだと割り切っている。このサイズでも使いたい、そう思わせてくれる性能がRSタイチ-ドライマスターXにはある。

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